魅惑のサウンドジュークボックス
ジュークボックスと聞いて、現代の若い方で解る人はどれぐらいるでしょうか。
馴染みのない言葉ですが、一言で言うと自動販売機の一種です。
本来は店舗に置き、内部にシングルレコードを収納しその曲を演奏させて楽しむために、消費者が硬貨を入れて聞いてもらうことで収益を得る機械のことです。
内部は数十枚から2000枚程度のシングルレコードを収納することができます。
1940年代から1960年代半ばまで大変人気が高く、特に流行したのは1950年代でした。
アメリカでは、当時のレコードやプレイヤーが高価なため、それを変えない黒人層の役7割がこのジュークボックスを使っていたそうです。
ではこの人気の機械の魅力を探っていきましょう。
機種やデザインはいろいろあり、カラフルさが目を引きます。
アメリカで、1928年に78回転のSPレコードを自動再生する高音質の機械として、改良されて一般的に普及し始めました。
ジュ−クとは、掟破りや不良という意味があり、ガラの悪い不良のたまり場をジュ−クジョイントと呼んでいた事から、1940年代にはジュークボックスという名前が誕生しました。
またチェックボックスにはガラス窓があり、内部のレコードの動作が見えるようになっていますボタンを押すとアラームがレコードをピックアップして先端まで運びます。
この動きが見ていて楽しいです。
照明もムーディで、シティネオンのような輝きが目の前に広がります。
団塊世代や中高年の方々が、子供の頃から青春時代にかけて聞いた懐かしい数々のヒット曲。
この魅惑的なアナログサウンドとムードいっぱいの演出の自動演奏を、ぜひ全世代の皆様に楽しんでいただきたいものです。